Make Noise Function

機能概要:
FUNCTIONは万能CV電圧モジュールとしてお馴染みのMATHSの新たな家族です。
FUNCTIONは音楽的用途を目的とした小さなアナログ・コンピューターです。
代表的な使用用途の一部をまずは紹介しましょう。
1. リニア、ログ曲線電圧信号の作成、またトリガーによるエクスポネンシャル曲線電圧信号の作成、繰り返し
2. 時間分散型機能の作成
3. 入力される信号の統合
4. 入力される信号の反転
5. デジタル情報(Gate/Clock)からアナログ信号を作成
6. アナログ信号からデジタル情報(Gate/Clock)を作成
7. デジタル情報(Gate/Clock)の伝達遅延
上記のリストはあまりにも科学的な言い回しなので以下が音楽的に翻訳したものになります。
1. 電圧コントロール可能なエンヴェロープ、LFOの作成
2. サンプル&ホールド、トラック&ホールドや階段状LFOなどのステップ型電圧の作成
3. ラグ、スルーまたはポルタメントとして用いられる電圧の制御
4. 反転モジュレーション!
5. 楽曲的展開、例えばテンポ同期するモジュレーションの上昇、下降を制御
6. オーディオ信号やLFO信号の分離化
7. 音楽的なクロックの分配、OR/ANDロジックの作成、フラム効果
実のところこのFUNCTIONはメイクノイズのベストセラー・モジュールであるMATHSから派生したものです。
しかし、根本的なサーキットは共有しながらも完全な進化を遂げました。
1. 現在のメイクノイズのその他のモジュールのほとんどのインプットにアッテネーターを備えています。
よってオフセット電圧の加算/アッテインバートといったMATHSの機能は独立した
ノン・インバーテッド・シグナル・アウト、インバーテッド・シグナル・アウトに置き換えられました。
これはひとつのモジュレーション信号から0vを中心線としたシンメトリックな効果を得られるので大変便利です。
2. FUNCTIONはシングルチャンネルでありながらEORとEOCを両方備えています。
これによりフラム効果(詳しくはパッチ・ティップス参照)などの興味深い効果を狙えるようになりました。
またMATHSのCH1とCH4のように複数のFUNCTIONによるEOCとEORを使用して非常に
複雑な機構をプログラムすることが出来ます。
3. FUNCTIONの進化で最も大きな特徴はHANGインプットです。
HANGに入力されたゲートが立ち上がっている間(電圧が発生している状態)、
FUNCTIONはトラックした状態で完全に静止します。
これによってステップ状のLFOや複数のクロックを使ったシンクロナイズ、
S&H、Track & Hold、EORやEOCを用いたスタート/ストップなどをプログラム出来ます。
Tips & Tricks
-ログ曲線のレスポンスは長く遅いサイクルに、エクスポネンシャル曲線のレスポンスは早く鋭い動きに向いています。
-曲線のレスポンスの調整は上昇、下降時間のそれぞれに影響します。
-パネル上でコントロール出来る範囲を越える長さの上昇、下降時間(極端に長いもの短いもの)も作成可能です。
その場合外部モジュールからのオフセット電圧を接続してください。
-極端に長いサイクルを作成したい場合はRise、Fallノブを50%当たりの位置にセットし、
遅いクロックをHANGに入力してください。
-幅(パルスワイズ)が調整可能なゲート及びクロックはHANGへの入力に大変便利です。
例えばMATHSやPro Modular社のCLOQはこういった用途に大変向いています。
-インバーテッド・シグナル・アウトは入力段にアッテインバーターを備えていない任意のモジュールへの
反転モジュレーションに使用してみましょう。
-インバーテッド・シグナル・アウトをFUNCTIONのパネル上のCV入力へフィードバッグさせるのも大変便利です。
(詳しくはパッチ・ティップス参照)

パネル・コントロール:
1. シグナル・イン: DC(Direct Coupled)入力対応、ラグやポルタメント、
S&H、T&HやASR(アタック・サスティーン・リリース型のエンヴェロープ)等を作成するために使用します。
2. トリガー・イン: ゲートまたは矩形波を入力することでFUNCTIONを動かします。
この時シグナル・インに入力されている信号は自動的に切断されます。
トリガーが入力される毎にFUNCTIONは0vから8vの電圧を出力します。
出力されるエンヴェロープはRiseとFall(上昇と下降)及びそれぞれのレスポンス曲線を反映したものです。
エンヴェロープやパルス・ディレイ、クロック分割、LFOリセット(パルスの立ち下がりでのトリガーのみ有効)
などを作成するために使用します。
3. サイクルLED: FUNCTIONのサイクル・モードのONとOFFを表示します。(ON時LED点灯)
4. サイクル・ボタン: ONにするとFUNCTIONはサイクル・モードになり、電圧の出力をリピートします。
これによってLFOやクロック、VCO等を作成します。
5. Rise・パネル・コントロール: FUNCTIONが出力する電圧の上昇時間をセットします。
ノブを時計回りに開くと上昇時間が長くなります。
6. Rise CVイン: 上昇時間をリニア・コントロールするCV入力です。
+正極の信号を入力すれば上昇時間は長くなり、-負極の信号を入力すれば短くなります。
この時Rise・パネル・コントロールのノブはどちらの場合もアッテネーターとして働きます。
7. Fall・パネル・コントロール: FUNCTIONが出力する電圧の下降時間をセットします。
ノブを時計回りに開くと下降時間が長くなります。
8. Both CVイン: 上昇、下降時間の両方をエクスポネンシャル・コントロールする
バイポーラーCV入力です。Rise及びFallのCV入力と異なる点はBoth CV入力は
エクスポネンシャル曲線によるレスポンスを持っています。
+正極のCV入力はサイクル全体の長さを短くし、-負極のCV入力はサイクル全体を長くします。
9. Fall CVイン: 下降時間をリニア・コントロールするCV入力です。
+正極の信号を入力すれば上昇時間は長くなり、-負極の信号を入力すれば短くなります。
この時Fall・パネル・コントロールのノブはどちらの場合もアッテネーターとして働きます。
10. バリ・レスポンス・パネル・コントロール: FUNCTIONから出力される電圧のレスポンス曲線を
セットするノブです。レスポンスはログからリニア、エクスポネンシャルそしてハイパー・エクスポネンシャル
まで連続可変します。マーキングの位置はリニア曲線のセッティングの目安です。
11. HANG イン: HANGに入力されたゲートが立ち上がっている間(電圧が発生している状態)、
FUNCTIONはトラックした状態で完全に静止します。
これによってステップ状のLFOや複数のクロックを使ったシンクロナイズ、S&H、Track & Hold、
EORやEOCを用いたスタート/ストップなどをプログラム出来ます。
12. FUNCTIONが出力している信号をLEDで表示します。
13. ノン・インバーテッド・シグナル・アウト: FUNCTIONで作成された電圧がそのまま出力されます。
この出力はパッシブの4ウェイ・マルチプルで分岐できるようサーキット内で充分なバッファーを
加えられています。サイクル・モード時は0vから8vを周期的に出力します。
その他の場合はシグナル・インに入力された電圧を反映します。
14. EOR/EOC LED: EOR(エンド・オブ・ライズ)とEOC(エンド・オブ・サイクル)
それぞれのゲートの出力を表示します。赤色表示はEOCのゲートが出力、
緑色表示はEORのゲートが出力されています。
15. エンド・オブ・ライズ・アウト:
FUNCTIONのRise(上昇時間)の終了と同時にゲートが出力されます。0vと10vの出力です。
16. エンド・オブ・サイクル・アウト:
FUNCTIONのサイクルもしくはFall(下降時間)の終了と同時にゲートが出力されます。0vと10vの出力です。
17. インバーテッド・シグナル・アウト:
FUNCTIONで作成された電圧が180度の位相で出力されます。
この出力はパッシブの4ウェイ・マルチプルで分岐できるようサーキット内で充分な
バッファーを加えられています。サイクル・モード時は0vから-8vを周期的に出力します。
その他の場合はシグナル・インに入力された電圧を反映します。

パッチ・ティップス(アナログ編):
アタック/ディケイ・エンヴェロープ
ゲートまたは矩形波をトリガー・インに入力することエンヴェロープを作成します。
トリガーが入力されるとRiseの設定に応じた速度で0vから8vまで電圧が上昇し、
そしてFallの設定に応じた速度で8vから0vまで電圧が下降します。
電圧が下降している途中で再びトリガーを入力すれば強制的に0vから8vまで電圧が上昇するRise時間にシフトします。
Rise及びFallはそれぞれ独立してバリ・レスポンス・パネル・コントロールの設定が反映された電圧コントロールが可能です。
アタック/サスティーン/リリース・エンヴェロープ
ゲートをシグナル・インに入力するとFUNCTIONは0vから入力されたゲートの立ち上がった状態をピークとする電圧が
Riseの設定に応じた速度で上昇し、ゲートの立ち下がりまでピークを持続させ、ゲートの立ち下がりと同時に0vまで電圧が
Fallの設定に応じた速度で下降します。Rise及びFallはそれぞれ独立してバリ・レスポンス・パネル・コントロールの設定が
反映された電圧コントロールが可能です。
ボルテージ・コントロールド・トライアングル・ファンクション (LFO)
サイクル・モードをONにします。RiseとFallのノブを12時に設定します。
任意のモジュレーション・ソースをBoth CVインに入力します。RiseとFallのノブを時計回りに開くとサイクルが長くなります。
反時計回りに絞るとサイクルは短くなり、オーディオ・レートにすることも可能です。
FUNCTIONが出力する電圧の波形はバリ・レスポンス・パネル・コントロールの設定が反映されます。
ボルテージ・コントロールド・ランプ・ファンクション (LFO)
前述と同様の設定でRiseノブを反時計回りに最大まで絞ります。Fallノブは少なくとも12時に設定します。
FallノブとBothノブの設定で速度をコントロールします。
ラグ/スルー・プロセッサー/ポルタメント
任意のステップ・シグナルをシグナル・インに入力するとRise及びFallのパラメーターに準じたスルー効果を得られます。
効果の具合をログからリニア、エクスポネンシャルまでをバリ・レスポンス・パネル・コントロールで設定します。
伝統的なポルタメントを作成するにはノブをログ側に設定します。
180度位相のシンメトリックな波形はインバーテッド・シグナル・アウトから同時に出力されます。
インディペンデント・コンツアーズ (Expo Rise/Log Fallまたはその逆)
バリ・レシポンス・コントロールのノブをLOGに最大まで絞ります。
インバーテッド・アウトからの出力をRise CVインにパッチングします。
もしインバーテッド・アウトからの出力をFall CVインにパッチングすればログ曲線の上昇、
エクスポネンシャル曲線の下降を持つ波形が作成出来ます。
バリ・レシポンス・コントロールのノブをリニアのマーキングに設定すれば両者の関係が
リニア曲線とエクスポネンシャル曲線のものを作成出来ます。
エンヴェロープ・フォロワー
エンヴェロープとしてトレースしたい任意のシグナルをシグナル・インに入力します。
Riseノブを12時に設定します。Fallノブによってトレースの滑らかさを設定します。
Fallノブを70%以上に設定するとエンヴェロープのピーク電圧が一定時間持続するようになります。
EORとEOCはシグナル・インのアクティビティーを反映します。
パッチングのバリエーションとして例えばEORからのゲートをHANG インに入力することで
エンヴェロープのピーク電圧をマニュアルで固定(パッチを抜くことでリセット)する等が考えられます。
マルチプリケーション(VCA)
増幅させたい任意のシグナルをシグナル・インに入力します。RiseとFallノブは反時計回りに最大まで絞ります。
増幅をコントールする+正極のCVをBoth インに入力します。ノン・インバーテッド・アウトからシグナルを出力します。
パッチ・ティップス(デジタル/ゲート/クロック編):
フリップフロップ (1Bit Memory)
このパッチングの場合、トリガー・インに入力されたシグナルは"セット"として働き、
Both CVインに入力されたシグナルは"リセット"として働きます。リセット・シグナルをBoth CVインに入力し、
ゲートもしくはロジック・シグナルをトリガー・インに入力してください。Riseノブは反時計回りに最大まで絞り、
Fallノブは時計回りに最大まで開き、バリ・レスポンス・コントロールをリニアのマーキングに設定します。
"Q"シグナルをEORから出力し、"NOT Q"シグナルをEOCから出力します。
このパッチングによって情報を保持出来るのは3分までです。
ボルテージ・コントロールド・パルス・ディレイ
トリガーまたはゲートをトリガー・インに入力します。EORからパルスを出力します。
Riseノブでディレイ・タイムを調整し、Fallノブで遅延した矩形波の幅(パルスワイズ)を調整します。
ボルテージ・コントロールド・フラム
トリガーまたはクロックやゲートをトリガー・インに入力します。
Riseノブを反時計回りに最大まで絞り、Fallノブは少なくとも50%の位置に設定します。
EORから出力されるゲートをOPTOMIXのチャンネル1のStrikeインに入力します。
フラム効果を作成するEOCから出力されるゲートをOPTOMIXのチャンネル2のStrikeインに入力します。
フラム効果を与えたい任意のシグナルをOPTOMIXのチャンネル1のシグナル・インに入力し、
モニター・サム・アウトから出力します。フラム効果の調整はFallノブで設定します。
ボルテージ・コントロールド・クロック・ディバイダー
クロック・シグナルをトリガー・インに入力するとRiseノブの設定に応じてクロックを分割します。
Riseの設定を大きくするほど分母が大きな分割が得られます。Fallタイムで分割されたクロックのパルスワイズを設定します。
もしパルスワイズが次のクロックがくるまでの分割時間を越えた場合、出力されるゲートは途切れることなく持続します。
出力はEORまたはEOCから取り出します。
サンプル&ホールド
任意のシグナルをシグナル・インに入力します。クロック・シグナルをHANGインにパッチングします。
クロック・シグナルはSトリガーのようなS&Hに充分な大きな幅を必要とします。
言い換えればほとんどの時間出力を続けるゲートです。
例えばそれはもう一つのFUNCTIONやMATHSのEOCを使って作成出来ます。
Fallノブは反時計回りに最大まで絞り、Riseノブでレートを設定します。RiseとFallの設定で出力されるレンジが変化します。
ノン・インバーテッド・アウトからS&Hシグナルが出力され、
インバーテッド・アウトから180度位相のS&Hシグナルが出力されます。
トラック&ホールド
任意のシグナルをシグナル・インに入力します。クロックまたはゲートをHANGインにパッチングします。
RiseとFallの設定にスルー効果を得たシグナルが出力されます。
出力されるシグナルはHANGインにゲートが入力されている間、現在の電圧をトラックした状態で持続します。
ノン・インバーテッド・アウトからT&Hシグナルが出力され、
インバーテッド・アウトから180度位相のT&Hシグナルが出力されます。
ステアケース・ファンクション
前述のボルテージ・コントロールド・LFOと同様の設定にします。任意のクロック・シグナルをHANGインに入力します。
入力されるクロックのフレケンシーが高いほど明快な効果が得られます。
ノン・インバーテッド・アウトから作成した階段状CVが出力され、
インバーテッド・アウトから180度位相のシグナルが出力されます。

FUNCTION
FUNCTION is part of the MATHS family of control voltage utility modules. It is a small analog computer designed for solely musical purposes.
Generate a variety of linear, logarithmic, or exponential functions

Functions as short as 2ms and as long as 25 minutes per cycle!

Triggered Functions (Envelope)

Continuous Functions (LFO)

Invert and/ or Integrate (Lag, Slew, Portamento)

Discrete Time Functions (S&H, T&H)

LEDs indicate activity on all outputs

End of Rise and End of Cycle Pulses facilitate programming of more complex functions

All outputs capable of driving a passive 4 way mult without loading effects (no buffered mult needed here)

Perfect for modulating the DPO and just about anything else

Specifications
Width:
8hp
Max Depth:
24mm
Power:
30mA@ +12V
20mA @ -12V

日本語マニュアル

Make Noise Function

販売価格: 19,900円

重さ: 1lb

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