Make Noise tELHARMONIC

tELHARMONICはトム・アーブによって実装化された複合ヴォイス、複合アルゴリズム式シンサイザー・モジュールです。 最初のテルハーモニウムのコンサートが開催された音楽ホールにその名を由来します。 テルハーモニック・ホールは電子音楽による世界初のコンサートが催された場所です。 そこで使用されたテルハーモニウムは1897年にサディウス・ケイヒルによって開発された電子楽器の先駆けであり、 また世界初の加算式シンセサイザーと言われています。
総重量約200トンのテレハーモニウムは、ニューヨーク市のブロードウェイ、 39thストリートにそびえる“テレハーモニック・ホール”の全フロアを占める程の大きさでした。
メイクノイズとサウンドハックによるtELHARMONICモジュールは重量12オンス以下、14hpのユーロラック・システム用 シンセサイザーです。
tELHARMONICは、モジュラー・シンセサイザーにおいてはあまり身近ではない以下の3つの歴史上重要な先駆的電子音の 生成方法を実現させます。サディウス・ケイヒルのテレハーモニウムを元にした倍音加算式シンセジス、 ジェームズ・テニーによって1961年に発表された初期のコンピューター楽曲”Analog 1:Noise Study”を 元にしたノイズシンセジス、80年代初頭の商業的デジタル・シンセジスを元にした フェーズ・モジュレーション(位相変調)シンセジスの3つです。
tELHARMONICは大きく分けて2つの側面があります。パネル左側は電圧コントロールによる音楽理論を実現させます。 TONIC,INTERVAL,DEGREE,D-GATEを使用することでMIDIプログラムや手動演奏ではなく、 CVによるコード進行と音階の作成、演奏を実現させます。
これらのパラメーターはNoise,Harmonic,Phase Modのすべてのアルゴリズムへ同様に働きます。 パネル右側は音質形成コントロールです。CENTROID,FLUX,H-LOCKの3つのパラメーターがあります。 これらのパラメーターは各アルゴリズムへそれぞれ異なる形で働きます。 これらのコントロールで複雑なサウンドを音楽的な構成とパターンへ作り上げます。
Noise,Harmonic,Phase Modの各アルゴリズムはそれぞれの出力から同時に使用することが可能であり、 各出力をブレンド、ミックスして併用することで単一の音楽的モチーフとして際立ちます。
Spiratoneモードへの変更: D-Gateインへのパッチングのない状態でH-LOCKボタンを5秒間長押します。サウンドは劇的に変化し、 HまたはPアウトからシェパード・トーンが出力されます。tELEHARMONICへ戻すためには再びH-LOCKボタンを長押しします。
Spiratoneの詳細は後述のマニュアルを参照してください。

tELHARMONIC パネル・コントロール
1. GATEアウト: DEGREEパラメーターの変化ごとにゲートを出力します。DCカプリング、10Vゲート出力。
2. GATE LED: ゲート出力時に点灯します。
3. FMイン: tELHARMONICのコアに働きかけるリニア反応による周波数変調(フレケンシー・モジュレーション)入力。 すべてのアルゴリズムを変調させます。最大ACカプリング入力15Vpp
4. Nアウト: ノイズアルゴリズムによる単一ヴォイス出力。ピッチはTONICとDEGREEで決定され、帯域幅は FLUXで決定されます。INTERVAL,CENTROIDまたH-LOCKからの影響を受けません。ACカプリング8Vpp
5. Hアウト: ハーモニックアルゴリズムによる3ヴォイス出力。コアの周波数はTONICとDEGREEで決定されます。 3ヴォイスのピッチ間はINTERVALとDEGREEで決定されます。 音色、音質はFLUX,CENTROID,H-LOCKでコントロールされます。ACカプリング10Vpp
6. Pアウト: フェーズ・モッドアルゴリルズムによる3ヴォイス出力。 コアの周波数はTONICとDEGREEで決定されます。3ヴォイスのピッチ間はINTERVALとDEGREEで決定されます。 音色、音質はFLUX,CENTROID,H-LOCKでコントロールされます。 FLUXパラメーターの反応がN,Hアウトと逆に働きます。H-LOCKからの影響を受けません。ACカプリング10Vpp
7. TONICパネル・コントロール: 全ヴォイスのピッチを6オクターヴ域で調整します。
8. TONIC CVイン: ユニティ入力、1V/オクターヴ・ピッチ・コントロール入力。クオンタイズされません。入力レンジ0V~6V。 9. INTERVALパネル・コントロール: Harmonic及びPhase Modそれぞれの3ヴォイスのピッチ間、
三和音(第一転回形、第二転回形も含む)、5度、ユニゾン、オクターヴまでを設定します。
三和音の第一転回形から第二転回形まで連続的に変化します。
10. INTERVAL CVアッテネーター: INTERVAL CVインへのバイポーラー(+/-両極性)アッテネーター。 11. INTERVAL CVイン: INTERVALパラメーターへのCV入力。0~5Vレンジ。
12. カラー・スタッフ: tELHARMONICのパネル中央部に位置するこのインジケーターで
INTERVALとDEGREEの状態を表示します。稼働中はTONICの周波数を表示します。
13. DEGREEパネル・コントロール: クオンタイズ・ノートを選択します。TONICパラメーターの設定の影響を受けます。
三和音の鳴りも決定されます。
14. DEGREE CVアッテネーター: DEGREE CVインへのバイポーラー・アッテネーター。
15. DEGREE CVイン: DEGREEパラメーターへのCV入力。クオンタイズされます。+/-2Vレンジ。
16. D-GATEイン: DEGREEパラメーターのON/OFFを切り替えるゲート入力です。
非パッチ時は立ち上がった状態のゲート入力がノーマライズされます。 よって非パッチ時のDEGREEパラメーターは常にONの状態になります。高低差5V、 幅10ms以上のクロックまたはゲート入力が望ましいです。

tELHARONIC パネル・コントロール(D-GATEインへの非パッチ時)
17. CENTROIDパネル・コントロール: CENTROIDパラメーターはN,H,Pアウトにそれぞれ異なる効果を与えます。 •Hアウト: FLUX及びH-LOCKパラメーターによって強調される倍音を選択、または変調させます。
•Pアウト: 位相変調(Phase Modulation)の比率を設定します。
•Nアウト: 影響なし。
18. CENTROID CVアッテネーター: CENTROID CVインへのバイポーラー・アッテネーター。
19. CENTROID CVイン: CENTROIDパラメーターへのCV入力。0~8Vレンジ。
20. H-LOCKボタン/LED: FLUXパラメーターが10%以上の時、CENTROIDパラメーターで選択された倍音の設定を
固定します。複数の倍音を固定することができます。LEDの明度は固定された倍音の量を表示します。 固定を解除するにはFLUXパラメーターを0%に設定するかH-LOCK LEDが消灯するまで1秒間H-LOCKボタンを 長押ししてください。このパラメーターはHarmonicアルゴリズムのみに働きかけます。
D-GATEインへ非パッチ時の状態: •5秒間長押しでスパイラトーンモードに切り替えます。再び長押しで解除します。 •2秒間長押しでシフト・レジスターモードに切り替えます。再び長押しで解除します。
21. H-LOCKイン: 倍音を固定するためのゲート入力です。高低差5V、幅10ms以上のクロックまたはゲート入力が望ましいです。
22. FLUX コンボ・ノブ: ユニポーラー(+正極性)コンボ・ノブ。
FLUX CVインへのパッチングない時、このノブは通常のパネル・コントロールとして働きます。
FLUX CVインへパッチングのある場合、FLUXパラメーターへの入力シグナルに対するアッテネーターとして働きます。
FLUXパラメーターはN,H,Pアウトにそれぞれ異なる効果を与えます。
•Nアウト: TONICとDEGREEで設定された基本周波数の近辺のノイズ成分を増幅させます。 •Hアウト: 0V(FLUXを反時計回りに絞りきった状態)の時、すべての倍音が同等に強調されます。
FLUXパラメーターを増幅させる毎にCENTROIDで設定された数値付近の倍音を減調します。 H-LOCKによって倍音が固定されている際は無効となります。 この減調効果はCENTROIDによる強調効果と互いに影響し合います。
•Pアウト: FLUXパラメーターは位相変調の深度を設定します。比率はCENTROIDで設定されます。 パラメーターの反応がHとNとは逆に働きます。0V(FLUXを反時計回りに絞りきった状態)の状態で 位相変調作用は最大に働きます。パラメーターを増幅させる毎に位相変調の深度は減衰していきます。
23. FLUX CVイン: FLUXインへのユニポーラー・アッテネーター。0~8Vレンジ。




tELHARMONIC
The tELHARMONIC is a Multi-Voice, Multi-Algorithm synthesizer module named for the music hall considered by some to be the location of the first electronic music concerts. It was coded by Tom Erbe with the goal of presenting three historically important pioneering electronic tone generation techniques less often implemented within the modular synthesizer.

The tELHARMONIC's roots go back further than the advent of electronic music, as it also takes a new approach to handling music theory in the modular context. TONIC, INTERVAL, DEGREE and D-GATE, allow for patch-programming of complex chord progressions, scales, melodies and playing styles. This Voltage Controlled Music Theory guides the Algorithms in a unified way, whereas CENTROID, FLUX and H-LOCK sculpt the timbre of each Algorithm uniquely, allowing for complex sounds to be created around a unified melodic structure and pattern.

3 Voice Additive Harmonic synthesis inspired by Thaddeus Cahill's Telharmonium, 1897

Noise synthesis inspired by early computer music piece "Analog 1: Noise Study" by James Tenney, 1961

3 Voice Phase Modulation synthesis inspired by early commercial digital synthesis, 1980's

CENTROID, FLUX and H-LOCK animate each Algorithm uniquely

All Algorithms available simultaneously at their respective outputs

6 octaves of continuous 1V/ Octave pitch control

4 octaves of quantized pitch control

Voltage Controlled Music Theory

DEGREE Modulation able to be synchronized by clock or gate via D-Gate input

Gate Out completes the conversation between tELHARMONIC and rest of system!

Utilizes High performance DSP hardware with 24bit, 48kHz codec, 32 bit floating point processing

Reasonable power consumption

Pairs well with Optomix

Specifications
Width:
14hp
Max Depth:
30mm
Power:
139mA@ +12V
10mA @ -12V

日本語マニュアル

Make Noise tELHARMONIC

販売価格: 39,500円

重さ: 1lb

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